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今回は、Raspberry Pi 3 をファイルサーバにする一環として「Samba」をインストールします。
はじめに
前回、前々回の記事で「Raspberry Pi 3」の購入と、「OS」のインストールが完了しております。
それと、ネットワークに繋がっていないと「Samba」をインストールしても外部PCからアクセスができないので、私はWi-Fiで既存のネットワークに接続しております。RASPBIANの画面の右上にアンテナマークがありますので、ここをクリックし、接続先し、画面の内容に沿ってパスワード等を入力すれば、ネットワークへの接続は完了です。
作業環境
- Raspberry Pi 3 Model B
- RASPBIAN 8.0 jessie
- Mac OS X EI Capitan 10.11.6
Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
Samba とは?
Samba (サンバ) は、マイクロソフトのWindowsネットワークを実装したフリーソフトウェア。 Linux、Solaris、BSD、macOSなどのUnix系OS を用いて、Windows のファイルサーバやプリントサービス、ドメインコントローラ機能、ドメイン参加機能を提供する。
Samba – ウィキペディアより
ということで、大概のOSに対応しています。SambaをインストールしたPC(Raspberry Pi)に対してファイル操作が可能になります。
Sambaのインストール
最新パッケージリストの取得
$ sudo apt-get update
Sambaのインストール
$ sudo apt-get install samba
数分でインストール完了
RASPBIAN の メニューから「Add / Remove Software」でもインストールできるようですが試しておりません。
Sambaの設定
Samba の設定ファイル ( /etc/samba/smb.conf ) を編集
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf
smb.conf の末尾に設定内容を記述(追記)
[pi] comment = Raspberry Pi path = /home/pi guest ok = yes read only = no public = yes browsable = yes force user = pi
編集内容保存し、Samba を再起動します。
Sambaの再起動
私の場合、以下コマンドではSambaを再起動できませんでした。
$ sudo service samba restart Failed to restart samba.service: Unit samba.service is masked.
以下コマンドでSambaを再起動
$ sudo service smbd restart $ sudo service nmbd restart
パソコン(Mac)から接続
Finder を起動します。
メニュー「移動」>「サーバへ接続」を選択します。
私の場合の「サーバアドレス:」
smb://raspberrypi
もしくは、Wi-FiのIPアドレスを指定しました ( 設定によってIPアドレスは変わります )
smb://192.168.10.10
ボタン「接続」をクリックします。
今回は「ゲスト」で接続しましたので、「ゲスト」を選択し、ボタン「接続」を押下。
Sambaの設定ファイルに記述した「pi」が見えていますね。
ボタン「OK」押下で、Macにマウントされ、「pi」のフォルダの中身がFinderに表示されます。
あとがき
今回は、Raspberry Pi 3 のOS RASPBIAN に「Samba」をインストールしました。
自宅内ファイル共有ですので、セキュリティ的にはいいのかな?Sambaの設定ファイルにて、接続できるIPアドレス等の設定が可能ですので、具合が悪かったら設定を徐々に変更していこうかなと思っております。
Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
では、また。
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