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はじめに
今回は、パナソニックのミラーレス一眼「LUMIX DMC-GX8」のモードにある「フォーカスセレクト」と「4Kフォト」について触れていきたいと思います。またもや「いまさら感」がある記事を書いてしまうのが、このブログの良い(?)ところです!
GX8ってどんなカメラ
カメラについての記事はこちらをどうぞ
フォーカスセレクト
この機能は、当社独自の4K PHOTOと空間認識AF技術を組合せることにより、実現したもので、被写体のフォーカスポイントを瞬時に算出した後、30コマ/秒で近くから遠くの被写体にフォーカスを移動させながら撮影し、撮った後から好きなフォーカスポイントの写真を選ぶことができます。
本機能により、ピンボケの失敗を減らしたり、ピント決めが難しいマクロ撮影時などの被写体にはより完成度の高い写真表現を楽しめるようになりました。
フォーカスセレクトのしくみ
フォーカスセレクトの撮影方法
フォーカスセレクトの再生方法
実際に撮影してみました
フォーカスセレクトを「ON」にします。
この2枚の写真は「フォーカスセレクト」モードを使って撮影しました。撮影後、ピント位置を選び保存することが出来ます。
下の2枚の写真は撮影後、ピント位置を「ペットボトル」と「時計」をそれぞれ選び保存しました。一番手前にあるマグカップにピントを合わせることも可能です。
「フォーカスセレクト」モードを「ON」にした状態で、シャッターボタンを押すと数秒のピント位置の算出(フォーカスポイント47ヵ所)の時間があるので、即座に次々と撮影することはできません。ほんの数秒ですが。
この「フォーカスセレクト」モードは実用的でもありますし、機能としてとてもおもしろいです。高度な技術が使われていようと、使われていまいと、ユーザーが楽しめる、利便性がある機能を提供できる事が一番なので、ある一定のニーズを押さえているのではないでしょうか。わたしは「押され」ました。
4Kフォト
4Kフォトは決定的瞬間をとらえるための、新しい撮影スタイルです。秒間30コマ連写の連続した撮影ができ、撮影ファイルから一瞬を撮影したコマを選び出し、約800万画素の写真に保存することができます。跳ねる水、羽ばたく蝶、子供の自然な表情など、これまでの写真ではとらえきれなかった躍動感あふれる瞬間を作品にすることができます。目的に合わせて、次の3種類の撮影方法から選択できます。
4K連写
スポーツ、飛行機、鉄道など動きの速い被写体のベストな一瞬を捉えたいときに適しています。シャッターボタンを押している間、連写撮影し、撮影中は、シャッター音が連続で鳴ります。1つの動画で4GBを超える場合は、一時中断することなく動画撮影を続けることができますが、動画ファイルは分かれて記録・再生されます。音声は記録されません。
4K連写(S/S)
植物、動物、子どもなどいつ起こるか分からないシャッターチャンスを捉えたいときに適しています。シャッターボタンを押すと連写撮影を開始し、もう一度押すと、連写撮影を終了します。開始音、終了音が鳴ります。1つの動画で4GBを超える場合は、一時中断することなく動画撮影を続けることができますが、動画ファイルは分かれて記録・再生されます。音声は記録されますが、本機では再生できません。
ループ記録を設定すると、古いデータを消去しながら記録します。撮影開始後、4K連写ファイルが約2分ごとに分割して記録され、最新の約10分間(最大約12分間)が記録されます。それ以前の部分は消去され、最新のファイルに書き換えられま
4Kプリ連写
ボールを投げる瞬間などシャッターチャンスの瞬間に合わせて撮りたいときに適しています。シャッターボタンを押した瞬間の前後約1秒を連写撮影します。シャッター音が1 回だけ鳴ります。
実際に4K連写で撮影してみました
ドライブモードから「4K フォト」の「4K連射」を選択します。
動画を撮る要領で電車を撮影します。
(※ SDカードには「MP4形式」の動画として保存されています)
その後、GX8のプレビューで撮った4K連射の写真の中から、好みの写真を選択し保存します。簡単ですね。ちなみにRAW形式のデータでは出力されません。JPEG形式の画像ファイルとなります。
4K連射ではシャッターボタンを押した瞬間から少し間をおいて撮影が始まるので、好みの写真が撮れるポジションより前にシャッターボタンを押す必要がありました。
おわりに
パナソニックのミラーレス一眼「DMC-GX8」の「フォーカスセレクト」と「4Kフォトモード」のモードについて触れてみました。GX8はもうパナソニックのミラーレス一眼のラインナップから消えてしまったデジカメになりますが、いまでも現役で楽しませてくれるカメラです。長く愛される名機になって欲しいものです。
この記事がなにかご参考になれば幸いです。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
では、また。
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