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今回は、Raspberry Pi 3 に「PHP」をインストールします。
はじめに
「Raspberry Pi 3」の購入と、「OS」のインストールが完了しているのが前提で話をすすめていきます。
作業環境
- Raspberry Pi 3 Model B
- RASPBIAN 8.0 jessie
- Mac OS X EI Capitan 10.11.6(実際の作業はこのPCにておこないます)
Raspberry Pi とは?
Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている。日本語では略称としてラズパイとも呼ばれる。
教育で利用されることを想定して制作されたが、IoTが隆盛した2010年代後半以降は、安価に入手できるシングルボードコンピュータとして趣味や業務(試作品の開発)等としても用いられるようになった。IoTにおいては、ソフトウェア開発に強いRaspberry Piと、ハードウェア開発に強いArduinoの組み合わせて使用するのが一般的である。
Raspberry Pi – Wikipedia より引用
PHP とは?
PHP(ピー・エイチ・ピー)は “The PHP Development Team” によってコミュニティベースで開発されているオープンソースの汎用プログラミング言語であり、特にサーバーサイドで動的なウェブページ作成するための機能を多く備える。 名称の PHP は再帰的頭字語である “PHP: Hypertext Preprocessor” を意味[1][2]し、「PHPはHTMLのプリプロセッサである」とPHP自身を再帰的に説明している。 元々は「個人的なホームページ」を意味する英語の “Personal Home Page” に由来[2]し、プログラムが大きく書き直されたバージョン3から現在の意味となった。
PHP (プログラミング言語) – ウィキペディアより
私がこのブログを運営しているWordPressもPHPで作成されていますね。
PHPのインストール
ソースリストの最終行にリポジトリを追加
$ sudo vi /etc/apt/sources.list ↓最終行に以下記述を追加↓ deb http://repozytorium.mati75.eu/raspbian jessie-backports main contrib non-free
パッケージリストを最新にします
$ sudo gpg --keyserver pgpkeys.mit.edu --recv-key CCD91D6111A06851 $ sudo gpg --armor --export CCD91D6111A06851 | sudo apt-key add - $ sudo apt-get update
PHPをインストール
$ sudo apt-get install php
PHPのバージョンを確認
$ php -v PHP 7.0.18-1~bpo8+1 (cli) (built: Apr 12 2017 03:29:32) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2017 The PHP Group Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2017 Zend Technologies with Zend OPcache v7.0.18-1~bpo8+1, Copyright (c) 1999-2017, by Zend Technologies
PHPのテスト
テストスクリプトの作成。
$ vi test.php
<?php echo 'Hello PHP!' . PHP_EOL; ?>
テストスクリプトの実行
$ php -q test.php Hello PHP!
あとがき
今回は、Raspberry Pi 3 のOS RASPBIAN に「PHP」をインストールしました。現在は、特にバージョン指定をしなかった場合、「PHP7.0」がインストールされるようですね(^ ^)
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