皆さん、こんにちは(こんばんは)、「大-はなまる(@oooohanamaru)」です。
はじめに
小さなプロジェクトで、特にGUIを必要としない小さなプログラム作成には、MacのターミナルでPHPのソースを作成し、そのまま実行するという感じでやってきたのですが、少しリッチな環境「Visual Studio Code」で作業(デバッグ)をしてみたいと思い、この記事にまとめてみました。
作業環境
- MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)
- macOS Catalina バージョン 10.15.3
- PHP 7.3.11
作業概要
MacにPHPをインストールされていることが前提となります。ターミナル上でPHPコードが実行できる状態になっています。Visual Studio Code をインストールすることで、ブラウザで実行されているPHPのトレースができるようになり、デバッグできるようになります。また、Visual Studio Code がコーディングに便利な拡張機能を提供してくれますので、コーディングやデバッグの効率アップ。
Visual Studio Code のインスール
Visual Studio Codeはソースコードエディタである。マイクロソフトにより開発され、Windows、Linux、macOS上で動作する。デバッグ、Gitクライアントの統合、シンタックスハイライト、インテリセンス、スニペット、リファクタリングなどの機能を持つ。カスタマイズもでき、利用者はエディタのテーマやキーボードショートカット等を変更できる。
Visual Studio Code – Wikipedia より抜粋
Visual Studio Code は コチラからダウンロードできます。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
Visual Studio Code のインストール方法は下記サイトを参考にインストールしました。
参考:MacOSでVisual Studio Codeをインストールする手順
XAMPP のインスール
XAMPP(ザンプ)とは、ウェブアプリケーションの実行に必要なフリーソフトウェアをパッケージとしてまとめたもので、apachefriends.orgから提供されている。主として開発用あるいは学習用ではあるが、イントラネットなどにおいて実運用環境として使われることもある。
XAMMP – Wikipedia より引用
XAMPP のインストール方法は下記サイトを参考にインストールしました。
VM版ではない方を選択してインストールします。
わたしは、WEB用フォルダの位置を下記のように変更しました。
DocumentRoot "/Users/[ユーザ名]/htdocs"
<Directory "/Users/[ユーザ名]/htdocs">
XAMPP の WEBサーバを再起動します。
XDebug のインストール
XDebug のインストール方法は下記サイトを参考にインストールしました。
参考:mac > install xdebug – Qiita
参考:Macにもともと入ってるPHP7.1にxdebugを入れる方法(2018年7月版)- Qiita
参考:MacOSでPHP7.2にxdebugを組み込みデバッグする – Qiita
参考:Visual Studio Codeを使ったPHPの開発環境の構築 (Windows, Mac)
pear をインストール
curl -O https://pear.php.net/go-pear.phar php -d detect_unicode=0 go-pear.phar sudo php /usr/lib/php/ install-pear-nozlib.phar
XDebug をインストール
pecl install xdebug
/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/php.ini 追記
zend_extension=/Applications/XAMPP/xamppfiles/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20190902/xdebug.so
xdebug.remote_host = "localhost"
xdebug.remote_port = 9000
xdebug.profiler_append = 0
xdebug.profiler_enable = 1
xdebug.profiler_enable_trigger = 0
xdebug.profiler_output_dir = "/Applications/XAMPP/xamppfiles/prof"
xdebug.profiler_output_name = "cachegrind.out.%t-%s"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.auto_trace = 1
xdebug.trace_output_dir = "/Applications/XAMPP/xamppfiles/trace"
xdebug.idekey = "phpstorm"
XAMPP の WEBサーバを再起動します。
デバッグ
参考:「Visual Studio Code」をインストールしてPHPコードのデバッグ環境を設定する方法
Visual Studio Code の 拡張機能「PHP Debug」をインストールして、デバッグができるようにする手順になります。「PHP Debug」を実行状態にした状態でブラウザでアクセスすることで、プログラムが実行され、デバッグをおこなうことができます。
$ vi /Users/[ユーザ名]/htdocs/sample.php <?php echo 'Hello World.'; ?>
ブラウザのアドレス欄に下記を入力し実行
http://localhost/sample.php
ブラウザに「Hello World.」が出力されていれば完了です。Visual Studio Code のPHPコード上にブレークポイントをつけておくと、ブラウザでPHPを実行した際、ブレークポイント上で処理が止まってくれます。
Visual Studio Code その他の拡張機能をインストール
- Japanese Language Pack for Visual Studio Code
この拡張機能をインストールすると、Visual Studio Code が日本語化されます。 - Vim
わたしはコーディングをVimエディタを使っているためインストールしました。 - PHP IntelliSense
おわりに
この記事がお役に立ちましたら幸いです。
では、また。
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