目次
はじめに
venv
は、Pythonに組み込まれているツールでシンプルな機能で仮想環境を簡単に構築できます。Pythonのインストールが完了してるのことが前提になっています。この仮想環境は、バージョンが異なる環境をそれぞれ作り、モージュール等の管理ができるので、Pythonがインストールした以降は、仮想環境を構築するクセをつけておいた方が幸せになれると思います。
環境
使用OS | macOS Catalina バージョン 10.15.1 |
Paythonバージョン | Python 3.7.0 |
Python のバージョンの確認
// Pythonのバージョン確認のコマンドは以下の2つがあります。
python --version
python -V
venv の使用に当たっては、Pythonのバージョン 3.5以降で推奨されています。
$ python --version
Python 3.7.0
仮想環境の作成
$ python -m venv TargetDirectory // この「TargetDirectory」部分が仮想環境のフォルダになります。
TargetDirectory が仮想環境毎に名前やパスを変えて作成することで、それぞれのバージョン管理ができます。
仮想環境のActivate(有効化)
$ source TargetDirectory/bin/activate
(TargetDirectory) $
仮想環境名(ここでは TargetDirectory)のついたプロンプトになれば有効化されています。
仮想環境の Deactivate(無効化)
(TargetDirectory)$ deactivate
$
仮想環境名のついたプロンプトから通常のターミナルに戻れば無効化されています。
最後に
この 仮想環境をActivate
した状態で、作業したいバージョンのモジュール等をインストールすれば、他の環境を壊すことなく、利用することができるので安心ですね。
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